FAQ〜チーズについて〜 |
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Q.1 ナチュラルチーズってなに? |
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生乳に乳酸菌や凝乳酵素(レンネットなど)を加え、水分(乳清、ホエイなど)を除いて作ります。そして熟成方法・期間の違いによって個性が生まれます。塩水やワインなどで洗いながら熟成させたり、安全が確認されているカビや酵母を与えて繁殖させ熟成するものもあり、その種類は世界で1000種類以上あるそうです。生きた乳酸菌などによって、熟成とともに風味が変化しますので、お好みの食べ頃でお召し上がりいただけます。 |
Q.2 チーズの栄養成分はどうなってる? |
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チーズには、牛乳中の成分のすべてが濃縮された形で含まれています。チーズは、ほぼ原乳の1/10の量ができ、栄養成分は元の乳に含まれていたもののうち、たんぱく質が約75%、脂肪なら約90%、また乳中のカルシウムはたんぱく質と結びついた形になっているので、ビタミンB群などもチーズの方に集まります。
したがって20gのチーズには、ほぼコップ1杯分の牛乳と同じ栄養分がふくまれていると言えます。 |
Q.3 食べかけのチーズはどうやって保存したらいいの? |
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細菌やカビからチーズを守るためには、温度、水分、空気の3つに留意していただきたいと思います。
温度…保存のための最適温度は2〜5℃です。
水分…水分はカビの原因になるので、水ぬれや湿気には気をつけましょう。使ったチーズを冷蔵庫に戻す時には表面の湿気をきれいにぬぐってラップすることが大切です。
空気…使い残しのチーズは、空気に触れて乾燥しないように切り口を密閉することが肝心です。
開封後は、なるべく早く召し上がり下さい。 |
Q.4 食べ頃はいつなの? |
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種類によっても異なりますが、必ずしも新しいものからおいしいとはいえません。漬物と同じ生物ですから、賞味期限内でも、日数の経過とともに更に熟成が進んで味が違ってきます。このため、それぞれに最もおいしい食べごろというものがあります。その上、漬物で浅漬けの好きな人、古漬けの好きな人があるように食べごろは人によっても違います。ご自分で食べごろを見つけるのも楽しみのひとつです。 |
Q.5 表面にワックスが施してあるのはどうして? |
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ナチュラルチーズは、最良の状態を保つために、表面にワックスが施してあります。イズモ・ラ・ルージュには赤色のワックス、プロボローネチーズと黒胡椒ゴーダチーズには白いワックスがコーティングされています。
これらのワックスは、ナイフや包丁などで剥がしてからお召し上がり下さい。 |
Q.6 チーズにカビをみつけたらどうしたらいいの? |
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チーズのカビは、わざわざカビつけするくらいで有害とはいえませんが、雑カビの場合は風味が悪くなります。カビは好気性といって、空気の通う表面を這い回るだけで、内部へは滅多にありません。また、おろしたワサビなどを一緒に密閉容器などに入れ保存しますとカビは付きにくくなります。 |
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