FAQ〜牛乳について〜 |
|
Q.1 一般の牛乳とパスチャライズ牛乳はどうちがうの? |
|
一般の牛乳の多くは、超高温殺菌(120℃〜130℃2秒間殺菌)です。
一方パスチャライズ牛乳は天然(生乳)の性質を残しつつ、有害な菌を死滅させることのできる65℃30分間の低温殺菌または72℃15秒間で殺菌します。そのため、パスチャライズ牛乳中のタンパク質は、ほとんど熱変性しないため、カルシウムと共に体内でゆっくり消化吸収されるのです。「パスチャライズ」の語源は、この殺菌方法を考えたフランスのパスツール博士の名前からきてます。 |
Q.2 身体にやさしいんだぁ、でも味はどうなの? |
|
パスチャライス牛乳はタンパク質の熱変性が少ないため、「こげた臭い」や「甘ったるさ」また「ネバネバ感」が少なく、サラリとしたとても飲みやすい牛乳です。 |
Q.3 パスチャライズ牛乳をつくる時、どんなことに気をつかっているの? |
|
パスチャライズ牛乳をつくるには質のよい牛乳が必要です。その生乳は、豊かな自然の中でのびのびと育った健康な牛から搾られるのです。弊社では餌はもちろん飼育方法や飼育規模、また酪農をとりまく環境にも配慮しています。 |
Q.4 牛乳がヨーグルト状に固まったのはどうして? |
|
パスチャライズ牛乳の熱処理条件では、病原微生物は死滅しますが一部の乳酸菌などは、生き残ります。
乳酸菌は生きているため暖かいところに放置したりすると期限内であってもヨーグルト状に固まり飲用に適さなくなることがあります。そのため、食卓などに放置することなく、速やかに冷蔵庫に保存して下さりますようにお願いいたします。
パスチャライズ牛乳は、日数を経過したものほど熱に対して不安定になり、加熱によっては凝固することもあります。牛乳を利用する調理には、必ず新鮮なものを使用するようにしましょう。 |
Q.5 きすきパスチャライズ牛乳はどんな特徴があるの? |
|
きすきパスチャライズ牛乳は、生の牛乳と同じように、サラリとした口あたりでさっぱりした風味です。
乳は適切な消化吸収のため胃の中で凝固します。牛乳は、過度な熱処理をすることによって胃の中で凝固しにくくなり消化不良のまま腸に運び出されてしまいます。そのため十分な栄養になりません。
きすきパスチャライズ牛乳は、乳本来の性質が残っているため胃の中でしっかり凝固し、ゆっくりと確実にタンパク質の消化が行われます。そのため血液に栄養分が十分に吸収されると言われています。 |
Q.6 ノンホモ牛乳ってどんな牛乳なの? |
|
市販の牛乳はほとんど「ホモナイズ」=均一化という処理をしています。この処理をしていない牛乳を「ノンホモ」といいます。均一化していない牛乳を置いておくと、牛乳中に含まれる大きな脂肪球が浮き上がり、数時間後には上の方に淡黄色クリームの層を作ります。この牛乳を飲みますと最初のひと口にクリームの部分を飲むことになり、トロっとした濃厚な感じがし、あとの牛乳が薄く感じるのです。よく牧場などでホモジナイズしていない牛乳を飲んで濃いと思うのはそういうことなのです。 |
Q.7 夏と冬では牛乳の味が違うのはどうして? |
|
乳牛は生き物ですから、乳成分は牛の品種、年齢、季節、飼料などで微妙に違ってきます。一般に夏季には発汗や暑さによる餌喰いの細りなどで乳固形分、脂肪率、たんぱく質がやや低下し、冬季には高くなる傾向があります。 |
|