牛飼いのこころ
100%「ナチュラル」で、おいしいアイスクリームは作れるか。
嗜好品の女王ともいえる加工食品、アイスクリーム。
ともすれば、健康と対峙する立場に置かれます。
その題意に私たちは、「天然素材主義」でチャレンジしました。
主原料はパスチャライズ牛乳です。
アイスクリームは牛乳が凍ったものではなく、クリームが凍ったもの。高級アイスクリーム「マリアージュ」は、パスチャライズ牛乳が主原料です。地元酪農家が理想の環境で飼育する乳牛の、新鮮な牛乳が使われています。だから生乳本来の風味と、クリーミーさが生きています。
乳脂肪分が高く、おいしさを凝縮しました。
1カップに使われる生乳はカップ容量の約4倍。製造工程で空気の含有量を極端に抑え、一般のアイスクリームより高密度においしさを凝縮しています。また乳脂肪分が約15%と高く、食べ応えがあるのも特徴です。
たっぷりの有精卵黄でなめらかさを実現。
マリアージュのなめらかさの秘密は、平地飼いされた鶏の有精卵。木次有機農業研究会のメンバーが土壌作りから取り組み、自然のなかで元気に育った鶏の卵を使っています。飼料のトウモロコシは非遺伝子組換え、さらに収穫後のポストハーベスト農薬も使用していません。
自然の甘さを追及、添加剤も使いません。
香料は天然バ二ラだけ。乳化剤、安定剤、合成着色料などの添加剤は使用していません。上品な香りの「バ二ラ」ほか、果肉を残した「いちご」、「ブルーベリー」、甘さを抑えた「ビターチョコ」、「抹茶あずき」があります。
安全安心を目標にした専用製造ライン
プレミアムアイスクリーム「マリアージュ」は、専用製造工場で生産されています。
原材料の混合、熟処理、均質化、エージング、フリージングなどの工程が近代設備のもとにクリアされています。できた製品は、クリームに含まれる氷の結晶の成長を抑え、なめらかさを維持するために、マイナス25度で温度管理。作り手のこだわりもしっかりと閉じ込めました。